頻尿(ひんにょう)とは?
一般的に、1日に10回以上排尿することを頻尿といいます。
水分のとりすぎでトイレが近いのは誰にでもあり、これは、たとえ10回以上でも、頻尿ではありません。
また、男性より女性の方が頻尿になりやすい傾向があります。
これは、男性の尿道が20p前後あるのに比べ、女性は4p程度と短いのが原因です。
子供にも頻尿が現れることがあり、ほとんどの場合が、神経性頻尿(心因性頻尿)です。
頻尿の種類と原因
●神経性頻尿(心因性頻尿)
体に原因がないのに起こる頻尿です。
20〜30代の女性、それから子供に多く見られます。
たとえば、車に乗っていて渋滞にあったような場合、いまトイレに行きたくなったらどうしようと考えるあまり、実際に尿意をもよおし、苦しみます。
しかし、自宅などでリラックスしているときにはまったく現れないのです。
また、子供の場合は、ピアノの発表会やお遊戯会が近づいたときなどに、症状が現れます。
さらに、ちょっとトイレが近いからと、親やまわりの者が「また行くの?」といった態度をとることで、子供の意識が過剰になり、より悪化します。
子供の頻尿は、親や学校の教師が、トイレが近いことを無視することで、1ヶ月もあれば治ります。
※教師にも、無視するように協力を依頼するといいでしょう。
●妊娠による頻尿
妊婦は子宮が大きくなり、それが膀胱を圧迫し、頻尿が起きます。
あまり心配することはないでしょう。
●膀胱炎による頻尿
尿道口から大腸菌が侵入し、膀胱炎にかかると、1回に出る量は少ないのに、何度も繰り返しトイレに行きます。
膀胱炎の治療をすることで治ります。
●腎臓結石・膀胱腫瘍による頻尿
それぞれの病気を治療することで治ります。
頻尿とはやや異なりますが、1日に出る尿の量が、通常の2.5倍以上のものを多尿症といいます。
1日だけなら問題ありませんが、数日続く場合は、尿崩症という病気が原因だと考えられます。
医師に相談してください。